✎【場面緘黙症】って病気知ってる？

こんばんは、りーたんです。

今日は、場面緘黙症という病気について書きます。

私は、いつしか家族以外の人と話すことが出来なくなっていました。小学2年生までは、女友達も男友達もたくさんいてみんなと同じように普通の生活を送れていました。

しかし、父の都合で転校することになり小学3年生からは
別の小学校に通い始めました。

私がおかしくなってしまったのは恐らくそこからでした。

仲が良かった友達と初めての別れ。
突然のことにショックを受けたのかもしれません。

新しいクラスメートとも、そのうち仲良くなれると思っていました。しかし、声をかけてくれた友達とまともに話をすることが出来ないんです。

本当は話したいのに、言葉に詰まって、何も言えない。
変なことを言ってしまうかもしれない。心臓がバクバクして怖い。そんな感覚だったと思います。話しかけられても「うん」とか頷くとかがほとんどでした。それが精一杯でした。

家に帰ると普通に話せるんです。でも学校に行くと全く別人のように話せないんです。なので両親は全く私がこんな風に辛い思いをしていたことを知りません。

この感覚が、病気であると知ったのは大人になってからだったので、私はこういう人間なんだとずっと思い込んでいました。

最初は転校してきて緊張しているんだろうと気を使ってくれていたクラスメートも、私がずっと同じような態度をとるからなんで喋ろうとしないんだろうと思っていたんだと思います。だんだん離れていってしまいました。

それでも仲良くしてくれる友達はいましたが、私は思ってる事を言えない事ばかりで、その唯一の友達と喧嘩してしまったときは、1人で行動することもありました。

授業中に突然、名指しで音読させられることやひとりずつ発表のときなど、死ぬんじゃないかと思うくらい毎回、心臓がバクバクしていて自分の番が回ってくると、赤面し声は震えて、辛かったです。

そんな自分が嫌で、学校に行くことも憂鬱で、どうしたらいいのかわからないまま中学生、高校生になっていました。だけどいつか変わりたい、心の中ではずっとそう思っていました。

短大生の頃、あるバイトがきっかけで、私は場面緘黙症を克服することができました。

克服については また後日書こうと思います。

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ここまで読んでくださった方ありがとうございます

場面緘黙症 という病気があるんだということを
たくさんの人に知っていただきたくて
経験を綴ることにしました。

私は、誰にも相談できずに苦しんだので、この病気を知って"あの子なんで話さないんだろう？"と 思ったときに これって場面緘黙症かなって気付いてあげて欲しいです！

その病気のことを伝えるだけでも違うと思うんです。
私のようにずっと辛い気持ちで生きて欲しくないから。

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